タイの不思議なお寿司屋さん
今回のお題は
タイ地方都市の不思議な日本食店
昨日24日はタイの総選挙。
5年前のクーデターより続く軍事政権から民政への移管というのが建前ですが、
実際は、上院250名中200名の選任権を持っている
国家治安維持評議会を掌握している現政権の圧倒的優位は揺るがず、
これまで同様のタイが良くも悪くも続くというワケです。
とまぁ、難しい話は置いといて、
ここ10年ほどの間に増えてきた日本料理店。
以前は日本からの駐在員や移住者向けの中〜高級なお店ばかりでしたが、
タイ人の所得水準が上がるにつれて
タイ人経営の安価な日本料理店も増えてきました。
特に地方都市では、タイ人経営による100%タイ人向け日本料理店なる
不思議なお店も続々登場。
当社があるチェンマイ・ノンホイ地区にもそんなお店が先月オープンしました。
それがこちら「好寿司」です♫
まるでチープな食べ放題焼肉店・・・
これまで何度も店の前を通っていたのですが、
「どうせ中国人が経営するエセ日本料理店で『ハオ寿司』とでも言うんだろう」
くらいにしか思っておりませんでした。
しかし毎日店外観を眺めているうちに、一度は入ってみよう! と言うことになり、
10日ほど前に初入店♫
ドアを開けると、
スタッフたちの「ぃらっっしゃあぃいまぉせぇ〜」
なる怪しい日本語とともに
目に飛び込むスパイシーな空間
・・・・・・
日本人のセンスではない・・・・
外国人特有の誤った日本感満載の店内でいただく日本料理(?)に
期待を膨らませながら、
愛想抜群のタイ人スタッフからメニューを見せていただきます。
*1B=およそ3.5円
安い!
質はともかく、握り寿司セットが160B(約550円)!
ちらし寿司は驚きの115B(約400円)!!
輸入食材に高い関税がかかるタイでは、
食料材の大半を輸入物に頼る日本料理はとっても高価。
いくら現地タイ人向けの料理店とはいえ、
この価格はチェンマイ日本料理店の中でも破格かもしれません。
そしていよいよお料理の紹介です。
まずはちらし寿司〜♫
ここはタイ、それも首都バンコクから700kmも離れた田舎町、
日本の寿司店で供されるちらし寿司と比較してはいけません。
タネは少々貧弱ですが、
タイ(おそらくチェンラーイ)産日本米はしっかり寿司酢が効いておりました。
そして、サーモンの煮付け定食(トラウトですが・・・)120B(約420円)
さらに、天ざるソーメン&サーモンロール・・・
B級感たっぷりの日本食(?)ですが、
お味は日本のファミレス並と言ったところでしょうか。
今回は3人で訪問し、食べて飲んで600B(約2000円)ほど。
一般的なタイ人が費やす一食分としては高額ですが、
我々日本人としては十分に良コスパ料理と言えるかもしれません。
*お味はあくまで見た目通りですからね!
トムヤムクンにカオパッ、ガッパオにゲーンキャオワーン・・・、
安くてヘルシーで、とっても美味しい料理がたくさんあるタイですが、
旅行中 タイ料理に飽きたら、
こんな魔空間で不思議な日本料理を体験するのも一興ですよ♫
最高に美味しかったのは食後のちょこっとスイーツ♫
ココナッツミルクゼリーのほか、タイハーブのゼリーも。
でもなんでパセリのせる??
ちなみに、「ハオ」ではなくて、ちゃんと「コウ」でした(笑)。
そして 初入店後、この1週間のうちに3回ここに通っています・・・。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回はいよいよセールのお知らせです!
4月3日の当ブログ更新をお楽しみに♫