タイの最新情報と1月新商品のお知らせ
今年もいよいよ残りわずかとなってきましたが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
新型コロナウイルス禍に振り回された一年、
秋から感染者数も増加し いまだ収束の気配を見せておりませんが、
海外ではようやくワクチンの供給もはじまりました。
来年こそは「平穏な日常の生活」が戻りますよう
深緋スタッフ一同心から祈念しております。
皆様どうか楽しく、そして静かな年の瀬をお過ごしくださいませ。
*チェンラーイ県/タイ国政府観光庁
さて、激動の2020年最後の投稿は
ここにきてウイルス感染者が急増しているタイの現状と、
タイ中央部ウタイターニーから新農園開設のお知らせです。
また、1月中に発売する新商品情報も併せて掲載しておりますので
ぜひ最後までお読みください♪
タイの今、政治そして国民の生活は?
*Bangkokbiznews:2020年12月22日
今年春以降、国内感染者がほとんどいなかった(と、報道されていた)タイ。
しかし12月19日、タイ保健省はタイ中部サムットサコン県で、
魚市場で働くミャンマー人労働者を中心に
新型コロナウイルスの感染者548人を確認したと発表しました。
さらに昨日22日現在、感染者は他県でも次々と確認され、
感染者数は計5716人となりました。
その内訳は国内感染が3789人、
国外で感染したタイ人帰国者および外国人入国者が1918人。
累計の死者は60人のままとのこと。
*封鎖されたサムットサコンの魚市場/thairath.co.th
政府(タイ保健省)発表では 12月17日以降に発生した各県の大規模クラスターを
「サムットサコンの市場で働くミャンマー人労働者から感染が広がった」
と 報じていますが、
11月30日の当ブログでも掲載した通り(詳しくはコチラ)、
11月時点で既に多数の感染者が複数の県で発生しておりました。
*政府はこのような事態を知っているものの 一切発表しておらず、
現地の状況を伝えるネット記事の検閲・削除を繰り返しています。
タイ政府は、隠しきれなくなった国内感染者急増の原因を
外国人(今回は市場で働くミャンマー人)が持ち込んだ限定的なもの
としたいようですが、実際は・・・
タイ政府が正確な感染状況を把握していない
というのが実態ではないでしょうか。
*今年3月1日から4月1日までのタイ国内感染者増加状況/mhesi.go.th
またタイ政府のこのような姿勢はコロナウイルス感染者数発表に留まらず、
タイ全土に広がっている民主派デモについても同様なようです。
今月に入りタイ国内の大手メディアで
民主派デモの様子が報道される機会は極端に減りました。
*実際は規模が拡大し続けています。
*最近ではインターネット上のデモに関する言動も政府により制限されています/prachachat.net
今回のタイ政府による大規模クラスター発生の発表も
デモを抑え込むための口実として利用される可能性も否定できません。
発生源とされるサムットサコン県では1月3日まで夜間外出を禁じ、
その後に発生した11都県でも同様の処置をなされる可能性があります。
タイ政府は11月27日、
アストラゼネカ社から1300万人分のワクチンを調達するほか、
技術供与を受けて2021年半ばから国内でワクチン生産する計画を発表しました。
しかしタイの人口はおよそ6800万人、
一般庶民にワクチンが行き渡るまでにまだまだ感染者数は増加しそうです。
タイ庶民の生活
*pikist.com
新型コロナウイルスの国内蔓延を防ぐため、
いまだに外国人観光客の渡航は認められておりません。
タイにおける2018年の観光収入は名目GDPの12.49%を占めており、
他の有名観光国に比べて突出しています。
これだけでも観光産業がいかにタイにとって重要な産業であるかがわかります。
バンコクをはじめ、タイ各所の観光地で働く人々は休職または解雇を告げられ、
その大半は故郷の貧しい農村部(特にタイ東北部・イサーン地域が多い)に戻り
公的補償もないままに自給自足の生活を余儀なくされています。
生産・物流も正常稼働とは程遠い状況で、地域経済はほぼ破綻しています。
*thansettakij.com
医療について
タイの医療技術・設備は決して低い水準ではありませんが、
十分な医療サービスを受けられる者は限られています。
一般庶民は低額で診療を受けられる制度があるものの、
そのような人々を対象とする医療機関は技術・設備ともに貧弱で、
「病院に行ったら助からない」と揶揄される始末。
タイ地方部でも感染者が急増している今、
経済および医療の崩壊、そしてさらなる感染拡大が危惧されます。
さて、
ここまではタイの暗い話ばかりでしたが、
この期間(実質的な行動制限・禁止期間)を利用して 深緋ASIAでは
タイ中央部(ウタイターニー県)に新しいカカオ農園を開設しました。
農地は以前に確保していたのですが、
農地整備に要する人の確保ができずにおりました。
しかし、そこにきて新型コロナによる休職・解雇者増。
この機を利用して一気に農園整備を進めたというわけなのです。
*ウタイターニー県はバンコクから北へおよそ150km、タイ北部ランナー地域への入口に当たります。
*なんとも大雑把な農地整備ですが、これがタイ流なんです(笑)
植えたカカオ苗は500本。
2年ほど前からチェンマイ県で育苗していたため、
既に結実している苗もあり、
農地整備とともに1回目の収穫も始まりました(ごく少量ですが)。
今後は カカオのほか、輸出苗用の果実も栽培予定。
タイ渡航の日取りはいまだ決まっておりませんが、
来年こそは現地から楽しい報告ができるよう準備を進めてまいります。
来年も深緋ASIAをどうぞご愛顧くださいませ。
1月発売予定商品はコチラ!
◯母乳不足&母乳育児を目指す方に!
ナムノムハーブティー
産婦人科医師&農業大学のハーブ研究者、
そしてアジアのママたち50名の意見をもとに、
母乳の出が悪くてお悩みの授乳期ママのために開発しました。
日本では、授乳期のママの3人に一人が母乳不足に悩んでいると言われています。
しかし東南アジアのタイでは、
母乳不足に悩んでいるママがとっても少ないんです。
それは、母乳不足解消に役立つ食材の宝庫だから!
そこで私たちは
タイ伝統の母乳不足解消ハーブ(自然農法で栽培された5種の厳選ハーブ)を使って
アジアのママ向けハーブティーを作りました! *本品は医薬品ではありません
ただいま静岡の認定工場/静パック(*下参照)で封入加工中〜♪
発売は1月下旬を予定しております。
*GFSI(世界食品安全イニシアチブ)の承認規格であるSQF(Safe Quality Food)認証を取得。
これはFSSC22000と同等の主に食品安全を重視した国際認証です(SQFレベル3取得)。
◯人気のパンダンリーフが30gになって登場!
ハーブティーのほか、料理やデザート材料として幅広く使える
「東洋のバニラ」パンダンリーフがお求めやすい新価格で販売開始します。
販売開始は1月中旬予定 *現在の50gは在庫が無くなり次第終了します。
◯ミックススパイスに超大容量300g入が登場!
自宅でカンタンにタイの焼き鳥「ガイヤーン」が楽しめる
深緋ASIAオリジナルのミックススパイスに大容量タイプが登場します。
大家族の食卓用として、お店の人気料理作りにもピッタリなハーブスパイスです♪
販売開始は1月中旬予定 *現在の40g入も継続して販売いたします。
今回も最後までお読みいただき
誠にありがとうございました。
次回の更新は1月15日頃を予定しております。
〜〜深緋ASIA事務所移転のお知らせ〜〜
=========================
ヤフーショッピング 深緋ASIAのお店
ぜひご覧ください♪ お店は コチラ
https://store.shopping.yahoo.co.jp/fukahiasia/
facebookにも深緋ASIAのお店がオープンしました!
@fukahiasiaで検索してくださいね!
<深緋ASIAでお買い物をされた皆様へ>
いつも弊社商品をご指名いただき誠にありがとうございます。
お買い物後に弊社商品およびストアの評価欄(ヤフーショッピングページ内)に
ご意見・評価などいただけますと私たちの大きな励みとなります。
もしお時間がございましたらご記入くださいますようお願い申し上げます。
3ヶ月ごとに評価・コメントをご記入いただいたお客様の中から
抽選で3名様に素敵な商品詰め合わせをお贈りさせていただきます。
*ご記載の際は文面の始めに「ご注文番号」をご記入ください。
次回当選者発表は2021年1月下旬